この記事は
・自宅でカンタンに染色を楽しみたい方
・化学染料を初めて使う方
・多色の絞り染めに挑戦したい方
・数種類の染料を無駄なく効果的に使いたい方
へおススメの記事です。
今回はクラフトトーカイさんの「ソメルン」を使用します。
店頭でも説明書がもらえますし、色見本も置いてありますので是非参考にしてみてください。
ソメルンに限らず化学染料を使うときに大事なのは、
説明書を読み、用法、用量をよく守ること!医薬品と同じです
特にこの3点です。
1.どの素材を染めることができるのか→綿、麻、羊毛、絹など
2.一袋でどのくらい染まるのか→色の濃さ、染められる布の量
3.どうやったら染まるのか→熱が必要か、時間が必要か、色止めは必要か
上記の3点に加えて染色後のお手入れについても把握しておくと、万が一の色移りなどを防ぐことができます。
ソメルン↓
ソメルン一袋に塩小さじ一杯を入れ300MLの熱湯を入れてよくとかします。
ソメルンの場合は無水芒硝または塩が助剤となります。
例えばこのように輪ゴムで縛ったさらしに
筆やスポイトで色を入れたり、
直接染料に付けたりして染め分けします。
輪ゴムで縛ったところは白く残ります。
ラップでくるみ、電子レンジで30秒ほど加熱。
20分放置します。
これは染料が熱を必要とするタイプがどうかによります。
冷温で染まるタイプもあるのでその場合は加熱ではなく、時間を必要とします。
電子レンジの他には蒸し器で蒸したり、ジップロックなどに入れて湯煎する方法も可能です。
20分後、輪ゴムを解く前に軽く洗います。絞りを解いてから洗うと白地が染まる可能性があります。
水に色があまり出なくなったら輪ゴムを解いて布全体を洗います。
この時、布同士をゴシゴシこすらないように、水の中で振り洗います。
ソメルンは色止め剤も販売されており一箱で300gの布の色止めができます。
熱湯で溶かし60度の湯で漬け込むタイプです。
洗って色があまり落ちなくなったら何枚かまとめて色止めすることも可能です。
軽くすすいで干します。
多少の色落ちはしますので、使い始めのうちは分けて洗濯すると良いです。
布の折り方や模様のつけ方も、さまざまな方法があるのでまたご紹介します。
注意:電子レンジは食品以外のものを温めるものではありませんので取り扱いには十分注意してください。
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