沈殿藍作りのレポート

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①沈殿藍づくり(2021年の記録)

沈殿藍とは藍の葉に酵素があるうちに水の中で発酵させ取り出したのちアルカリ性にして撹拌し、

不溶性の沈殿物として保存するものです。

この沈殿藍づくりの過程で、ブドウ糖を入れて建てる(発酵や温度、PH調整で藍を染められる状態にすること)こともできます。

樽に根元から刈り取った藍を茎ごと敷き詰めていきます。

2~3日後に茎をすべて取り出してざるに布を敷いて濾します。

消石灰を濾した液で溶かし、上澄みを入れていきます。

そして、かいやポンプなどをつかって撹拌します。

攪拌は液体の中に空気をたくさん入れることが目的なので

グルグル混ぜるというよりは上下にガポガポと混ぜます。

撹拌を続けると泡の色が青くなってきます。

2~3日蓋をして虫など入らないようにし沈殿してきたら上澄み液を取り除いていきます。

下の写真のように澄んだ上澄み液になるのですが、撹拌や消石灰の量が足りないと沈殿が始まらないことがあります。

保存容器に入れて保管します。この時上澄み液と一緒に入れて構いません。

この沈殿藍を化学建てし、Tシャツを染めてみました。

自分なりの藍との付き合い方、やり方が少しできてきた実感がありました。

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